Commitment to society




「社会に積極的に参加し、真に変化をもたらす主体となることで持続可能な開発を目指すことが我々の挑戦です。」
- 取締役社長ベニュ スリニワサン

スリニワサン サービストラスト(SST),SSTはスンダラム クレイトン株式会社とTVSモーター株式会社が慈善目的で1996年に設立した社会貢献団体で、農村部における社会的地位の向上と持続的な開発のモデルとなる自立的なコミュニティーを確立することを目的としています。この活動は、タミルナードゥ・州、カルナータカ州、マハーラーシュトラ州、ヒマチャルプラデシュ州の4州にある473村まで広がっています。







79,684の家庭が1ヶ月の最低所得4000ルピー(約7600円 2014年12月現在)で生活しています。これは、所得創出活動、農産物収穫量の増加、家畜管理の向上を介して女性が副収入を得られるよう支援してきた結果です。このように各家庭が食料、金銭の両方を確保できるよう支援しています。



主なヘルスケアの提供、適切な衛星設備の設置、衛生状態および栄養状態の維持によって、コミュニティーの総合的な健康基準が改善されました。このプロジェクトの対象地域では、幼児および産婦死亡率が0件と報告されています。現在445村が安全な飲み水を利用できる状態にあります。4年前は70%の女性に貧血の症状が見られましたが、現在11%まで低下しています。また、栄養失調の児童は4%のみとなっています。



100%の児童が学校で教育を受けています。このプロジェクトの対象地域では、後期中等教育の平均合格率が83%となっています。成人教育プログラムでは、25,223人の女性メンバーが読み書きを習得し、17,848名がクラス2レベルまでの読解能力を保持しています。



SSTは地方団体とコミュニティーを繋ぐコーディネーター役を務め、汚染のない環境を維持しています。各家庭からのごみ収集はSHGが対応しています。各家庭では分解可能ごみと不能ごみにごみを分別および管理しています。分解可能なごみはミミズ堆肥に変えて利用します。現在、毎月42トンのミミズ堆肥が得られています。一般家庭から出る排水は路上に停滞しないよう配水管に流しています。配水管を利用できない家庭については、排水を排水穴または家庭菜園に流すようお願いしています。環境維持の努力は村々に広く及んでいます。環境が悪化した森の緑化により、収入創出に繋がる様々な活動の源泉となっています。



SSTは政府機関省庁と共に地域コミュニティーと協力して、道路建設、飲用水設備、適切な下水および衛星管理、学校改善、幼児教育施設、医療センターおよびコミュニティー構築などのインフラ開発に参加しています。


スリニワサン サービストラストに関する詳細については http://www.tvssst.org/を参照してください。